【カタール・アルラヤン13日(日本時間14日)発】サッカーのカタールW杯大陸間プレーオフが行われ、オーストラリア(アジア)がペルー(南米)を下し、5大会連続6度目の本大会出場を決めた。0―0で延長戦にもつれたが、決着がつかず、PK戦を5―4で制した。

「灰色のクネクネ」の異名を持つPK職人が期待に応えた。延長戦終了間際、グラハム・アーノルド監督はPK戦を見据え、主将GKマシュー・ライアン(レアル・ソシエダ)を下げ、GKアンドリュー・レッドマイン(シドニーFC)を投入する奇策に出る。PKの際、手をバサバサさせたり、左右にステップを刻んだりして奇妙に踊ることで知られるレッドマインはペルーの6人目を止め、見事にカタール行きの切符を手にした。

 英「ガーディアン」によると、アーノルド監督は「レッドマインは非常に優れたペナルティーセーバー。投入することで、相手の脳にちょっとした不安を与える精神的な作用も考えた」と交代の理由を説明。レッドマインは「私はヒーローではない。他の選手と同じように、自分の役割を果たしただけ」と謙虚に語った。

 アジア最終予選で日本と同じB組で3位に終わったが、7日のアジア予選プレーオフでA組3位のアラブ首長国連邦(UAE)に続く勝利で本大会行きを決めたオーストラリア。苦境から這い上がったアジアの強豪の活躍が期待できそうだ。