過去の〝再現〟はなるか。日本サッカー協会が、カタールW杯(11月開幕)を控える森保ジャパンの現状に超プラス思考を貫いている。
6月の活動は2勝2敗。FIFAランキング1位のブラジル戦(6日)での惜敗(0―1)はともかく、チュニジア戦(14日)は、DF吉田麻也主将(33=サンプドリア)のミスもあって0―3で惨敗した。守備面もさることながら、敗れた2戦は枠内シュート0本。森保一監督(53)に対する風当たりも強まっている。
W杯に向けて攻守両面で不安が指摘される中、日本サッカー協会の反町康治技術委員長(58)は16日のオンライン取材で「課題がたくさん出たのはプラスにとらえないといけない。これまでも叩かれまくってジャンプしてきた。いい傾向なんじゃないか」と前を向いた。
過去の日本代表を振り返れば、W杯前の結果が悪いときの方が1次リーグを突破している。岡田武史監督が指揮した2010年南アフリカW杯は、大会直前の連敗中に監督解任騒動が起こった。18年ロシアW杯は、本番2か月前にバヒド・ハリルホジッチ監督が解任されるドタバタ劇。西野朗監督の就任直後に連敗を喫したが、本番では何とか立て直した。
その一方で、MF本田圭佑やMF香川真司らを擁して「史上最強」とうたわれた14年ブラジルW杯は直前も順調に勝利を重ねたが、期待とは裏腹に1次リーグで敗退。森保ジャパンは前者に近い状況にあるが、果たして…。












