【リオ五輪 栄光へのメッセージ】リオ五輪で女子史上初の4連覇を目指すレスリング女子58キロ級の伊調馨(31=ALSOK)が、五輪仕様の「勝負ヘア」に変えた。
マットの上では無敵の勝負師に変身するが、普段は女性らしくおしゃれを楽しむ。髪形も通常は肩より長いセミロングだ。しかし夏に大一番を迎える女王は、そのさらさらセミロングもレスリングのために変化をつけた。襟足を部分的に刈り上げたのだ。髪を下ろしていると気づかない、内側部分のみ。今月に美容院で初めてカットしたが、気に入って最近友人に再び刈ってもらった。しかも、今回は人毛用のバリカンが壊れていたため、犬毛用を使ったという大胆さだ。
「私は髪の毛の量が多くて、暑かった。この髪形はすごく楽。スッキリして練習もやりやすい。この髪形でリオに行くつもりです」(伊調)
襟足はただでさえ熱がこもりやすい上、アスリートは練習で大量の汗をかく。さらに髪の毛を洗えば乾かさなければならないが、この髪形ならその手間も減る。女性らしさを保ちつつ、アスリートにも向くこだわりの“一石二鳥ヘア”だ。
1月のヤリギン国際で13年ぶりの敗戦を喫して首も痛めたが、現在は絶好調。6月のポーランド・オープンで五輪前最後の公式戦に臨む。全日本選抜選手権最終日(29日、代々木第二体育館)で行われたリオ五輪代表壮行イベントでは「4連覇がかかるが、自分のレスリングをしっかりしていきたい」と宣言。リオ本番に向け、準備万端だ。












