阪神・藤浪晋太郎投手(23)が23日、鳴尾浜球場でブルペン入り。捕手を座らせスライダーやカットボール、カーブを交えて33球を投げた。見守った福原二軍コーチも「リリースのポイントが良くボールが叩けている。いい状態なんじゃないか」と太鼓判を押した。

 約2週間、米国・テキサス州でダルビッシュ有投手(31=ドジャースからFA)らとの合同自主トレを終えた右腕は「考え方やコンディショニング、栄養、食事の取り方、ホントに勉強になった。食事はご自宅のほうで(ダルビッシュの妻の)聖子さんの料理をいただいた。ご本人もがっつりトレーニングをされているので体重を増やすだけでなく絞り方も教えてもらった」と収穫に手応えアリのようで体重は100キロ超えを果たしているという。

 さらに、メジャー屈指の左腕であるクレイトン・カーショー投手(29=ドジャース)とも練習を共にし「聞いたら丁寧に教えてくれた。今までやったことのない感じ」と代名詞であるカーブも伝授された。

 カーブ以外の“カーショー効果”にも期待大だ。「カーショーといえば投球だけでなく連投も辞さないような男気が代名詞。ピンチでも監督に続投を志願するなど熱い行動が評価されているが、藤浪ももともと長いイニングを投げたがる性格。カーショーのような気迫やメンタルを見習ってくれれば頼もしい」(チーム関係者)。球数制限などの厳しい制約があるメジャーでもカーショーは異色の存在。2016年のポストシーズンでは10日間で4試合に登板するなど前代未聞のスクランブル登板で米球界を驚かせたが、そんな心意気をまねてほしいというわけ。

 現役時代にメジャー経験のある高橋二軍投手コーチも「カーショーは黒田(元広島)とドジャース時代に切磋琢磨していて日本人でも知っている投手。そんな投手と練習できたのは財産になるはず」と口にする。

「すごいいい感覚で取り組めていて心身ともに充実している。(実戦で)投げる準備をしていきたい」と2月7日の紅白戦での登板へ腕をぶす藤浪。豪華メンバーとの練習の成果を発揮し、ひと味違ったところを示したい。