元文芸春秋記者でコラムニストの勝谷誠彦氏(56)が27日、兵庫県庁で会見を開き、兵庫県知事選(7月2日投開票)への立候補を正式に表明した。
勝谷氏は「阪急百貨店で2着2万9800円で買った」というスーツを身にまとい会見場に登場。ラフな服装を好み「本当はこんな格好したくない」と言いながらも、この日のためにメガネを替え、髪も染めたという。
文芸春秋退社後、各地で講演し、さまざまな課題を目のあたりにした。その経験から「大好きな兵庫県を見回したときに『こうすればもっといいのにな』と気付くことが多かった。現職の知事も長い。そろそろ新しい切り口・視点からやってみる人間が出てきてもいいのかな」と出馬のきっかけについて語った。
同知事選には、5選を目指す現職の井戸敏三氏(71)ら3人が立候補を表明している。
テレビでもおなじみの毒舌は控え気味の勝谷氏だったが、井戸氏について「僕みたいな小商売してると、ずっと頭を下げてお願いしないといけない。悪口ではないですが、東大出られて、自治省入られて、そこから真っすぐ県庁に来られると町の飯は食ったことがないわけですよね。たまには、僕みたいに地べたを這って歩いてきた人間を使っていただくのもアリかと思います」と挑戦状を叩きつけた。
ところで、勝谷氏といえば早稲田大学在学時代から風俗のフリーライターとして腕を鳴らし「今でも現役風俗ライターだよ。誰も仕事くれないけど」と笑う。
「あんまり風俗、風俗書かないでね」とは言うものの問題意識は高い。
「風俗で食べてる人はいっぱいいる。昔は女子大生がおるってだけで記事にもなったけど、今はたくさんいる。要は奨学金の問題なんです。社会的問題ですよ」
兵庫県内には、福原やかんなみ新地といった有名風俗街もある。風俗に対する規制を強める自治体も多い中「それを言わないのが知事の優しさやと思う」と寛容な姿勢を見せ、「大阪万博もやるけど、僕なら『世界風俗博』とかやってもいいと思う。吉原を再現したらいい。粋じゃないですか」と仰天プランも披露した。
最後は、元記者らしく「勝っても負けてもただでは起きない。『知事選記』っていうのを書くから」と話した。
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