中日新外国人のアレックス・ゲレーロ内野手(30=前ドジャース3A)が14日の西武とのオープン戦(メットライフドーム)で来日後初めて左翼の守備に就いたが、拙守を露呈した。3点リードの8回二死一、二塁で左前への打球に飛び込んだものの捕球に失敗。目の前で弾んだ打球は後方のフェンスまで転がり、2点適時三塁打にしてしまった。

 チーム関係者は「落下点までの動きが遅いし、ダイビングキャッチというより足がもつれて倒れてしまったという感じ。普通の外野手ならアウト、最低でも打球をそらさなければワンヒットになるところが2点も入ってしまったんだから、あれは完全にエラーだよ」と渋い表情。

 ゲレーロは三塁守備でもマズいプレーを連発してきたが、ある投手は「外野よりも内野のほうがまだいい。外野でのミスは即、長打や失点につながるので命取りになる。左翼に打球が飛ぶなと思って投げていたら投球にも影響してしまう…」と不安げだ。

 ゲレーロの左翼について森監督は「あんな難しいボールが、いきなり来て良かった」。長嶋外野守備走塁コーチも「(外野は)キャンプでやってなかった。(打球が)来て良かった。こういうことをしちゃいけないということを言葉だけで言っても意味が伝わらないこともあるから、実際にやってみて良かった」と、首脳陣はポジティブに捉えているが、周囲は心配でたまらない。