「頸髄損傷」の重傷を負った大谷晋二郎(49)の支援大会となる押忍プレミアム興行「大谷エイド」が4日に大田区総合体育館で行われ、元プロレスラーの佐々木健介(55)が来場した。

 健介にとって、大谷は新日本プロレス時代の後輩で初代付け人。2014年には大谷の結婚式に、妻の北斗昌と共に出席。お祝いのスピーチも行っている。

 今大会の収益は、経費を差し引き全額が大谷に寄付される。今後長期的な治療とリハビリが必要と見込まれる後輩の為に一肌脱いで、支援を呼びかけた。

 健介は大会開始のあいさつを務め、大谷の付け人時代を懐かしんだ。「大谷がIWGPジュニアヘビー級王者になったときに、大谷に『今までありがとう。もうチャンピオンだから付け人は変わってもらうね』と言ったら、すごく寂しそうな顔をして『いえ。自分にやらせてください。お願いします』という言葉をいただきました」

 続けて「そんな大谷だからこそ(今大会に)新日本プロレス、全日本プロレス、ノア、他のいろんな団体が集まってくれているのだと思います」と、人望をたたえた。

 健介が引退後にプロレスの会場を訪れるのは極めて珍しい。大谷がいかに特別な後輩だということを示している。「引退してからも公私ともにずっと付き合ってきたので、かわいい弟みたいなもの。僕のできることは限られていると思うけれど、何かあるならば自分で動いてやりたい」と、支援を約束した。

「大谷は絶対に負けない男だと思っています」。プロレス界の兄も、大谷の奇跡の復活を信じている。