4団体による合同興行「サイバーファイトフェス」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)でノアとの対抗戦に出撃するDDTのKO―D無差別級王者・遠藤哲哉(30)と秋山準(52)のコンビが敵軍をぶった切った。

〝バーニング〟の遠藤と秋山は樋口和貞を加えてノアの丸藤正道、小峠篤司、稲村愛輝と対戦する。DDTで最高峰のベルトを巻く遠藤は「KO―D無差別級のタイトル戦ではなく、対抗戦が組まれたということは、DDTから『丸藤の首を取ってこい』との指令だと思っているんで」と闘志十分。丸藤が10日の会見で口にした「オジサンはつつましやかに、この試合をしたいと勝手に思ってます」との言葉をやり玉に「DDTで一番のヤツが出て言ってやってるんだから、丸藤が俺の前に立てって」と鼻息を荒くした。

 バーニングが誇る若大将の威勢のいい言葉に秋山も呼応。「大体、丸藤はまだ若いんだから。まだまだ落ち着くところじゃない。もっと攻撃してこないと。向こうじゃベテランかもしれないけど、あいつ42歳とかだろ? 俺はそのころ、まだギラギラしてたぞ?」と久々に〝老害スイッチ〟をオンにする。

 こうなった秋山は誰にも止められない。その刃は小峠にも向けられる。小峠はツイッターで「力を合わせないと丸さんの首取れないDDTのチャンピオンって凄いですね そして業界の老害が相変わらず上からっすね 余程、団体内で刺激が無いんですね サイバーフェス喧嘩です 俺1人でやってやる」とコメントしたが「丸藤が考えたんだろ、あのコメント」とバッサリ。そして「小峠があんなこと言えないから、丸藤が入れ知恵したはずだ」と断定した。

 その上で「俺のことを老害って。何言ってるんだって。老害じゃない。大老害だ。でも、お前の老害じゃない。俺は遠藤とかに対して老害であって、お前なんか相手にもなってない。遠藤みたいのが上っていくのを邪魔するのが老害なんだよ。端っこにいるものをどう邪魔するんだ。丸藤に考えてもらってないで自分の言葉で言ってこい」と吐き捨てた。

「上っていくのを邪魔する」と宣言され、驚いた遠藤に二度見されても、秋山には関係ない。さらに「稲村なんて、なんも発言しないじゃないか。今のノアは若手が発言しちゃいけないっていうかん口令でも敷かれているのか? 昔から言ってるけど、試合を盛り上げるのは当たり前なんだ。いかにそこまで興味を持ってもらうかだから。いい選手なのは分かってるけど、もっと発信しないと」と記事を通じて他団体の選手に説教する〝大老害テク〟を披露した。

 一人別ユニットの「イラプション」から組むことになった樋口との亀裂を敵軍から指摘されているが「俺たちよりノアの3人の方がまとまってないだろ。小峠は操り人形だし、稲村は発言しないし、丸藤は出てこないし」と余裕の表情だ。最後に遠藤から「そういうわけで、俺は丸藤しか見てないから。小峠の相手は任せます」と言われた秋山は「いや、小峠は樋口に任せる。あいつは頭が固いから」と、その場にいない樋口に押し付ける始末。DDTとノアの対抗戦は、なんだか妙な方向に走り始めた…気がする。