【病院通いになる前に健康寿命をのばす! プレメディカルケア】 

 小学生から90代まで、延べ5万人の体の悩みを聞き、メンテナンスを行ってきた新進気鋭のスポーツトレーナー・永井正彦氏が、実際に寄せられた相談をもとに、ケガや生活習慣病を未然に防ぐヒントを伝授します。

【お悩み】夕方になると目がかすんでしまいます。(40代男性)

【アドバイス】疲れ目回復には、ホウレンソウやブロッコリーを!

【解説】IT会社で働く男性は、1日10時間以上、スマホかタブレットかPC画面を見ているとのことだったので、ブルーライトの浴び過ぎが要因と考えられました。

 PC画面等によるブルーライトは紫外線に近い可視光線なので、眠りのリズムが狂わされたり、突如失明してしまう加齢黄斑変性につながる恐れすら指摘されているほど、目に対する負担がかなりあります。

 男性には目を休める時間を確保してもらうため、睡眠前や入浴時に熱いタオルを3分間ほど目の上に置くことを勧めました。床屋さんがヒゲをそる時、顔に熱いタオルを乗せてもらうと、顔全体がリラックスした状態になれるのと同じ感覚です。市販されているホットアイマスクも目の周りの筋肉をほぐすのには効果的で、移動時間を休息に充てることの多いスポーツ選手の中には、ホットアイマスクですぐに眠れるよう心がけている選手もいます。

 さらにPC使用時はブルーライトカット用メガネ等を併用したり、スマホ操作時にはブルーライトカット機能を利用することで、目の負担を軽減することができます。かすんできたなと感じたら空を眺めたり、目をギュッとつぶってパッと開くといった単純な動作でもリフレッシュ可能です。

 そして紫外線やブルーライトといった特定の光を吸収してくれるルテインを含む食材を積極的に食べるのも疲れ目回復の効果が期待できます。

 その男性は毎晩一杯やるのが楽しみだと言われていたので、晩酌時にホウレンソウやブロッコリー、デザートにはブルーベリーを食べることも勧めておきました。

 ◆永井正彦(ながい・まさひこ)1980年6月28日、東京都生まれ。スポーツトレーナー。2005年に都内でスポーツ整体「プレメディカルケア」を開業。パラ水泳の宮崎哲選手や津川拓也選手のパーソナルトレーナーも務めている。