立憲民主党(泉健太代表)と国民民主党(玉木雄一郎代表)は、今夏の参院選で「民主党」という同じ略称を使うことになった。
政党の略称は、公職選挙法で総務省に事前に届けるように定められている。両党は昨年の衆院選でともに「民主党」の略称を使ったことで案分票が起きていた。
その結果、「民主党」と書かれた票は362万票を超え、有効票の割合に応じて案分。立民に295万票余り、国民に66万票余りが割り振られた。
両党は参院選に向けて協議したが前に進まなかった。立民はこの日、参院選で「民主党」の略称を使う方向で最終調整に入った。これを受けて国民民主党の榛葉賀津也幹事長は「非常に残念だ」とコメントした。
「野党支持の有権者は再び混乱するだろう」と見られる中、その舞台裏を追った。
「立民の西村智奈美幹事長は、今年2月の党会合で『民主党』を略称としている党規約の部分の削除を依頼した。ところが改選の参院議員から『立民より、民主党の方が親しみがあるからダメ』と猛反発を受け、取り下げることになったんです。国民民主は我われに歩み寄らなかった」(立民議員)
今後について政界関係者は「両党の関係は国民民主党が岸田内閣の予算案に賛成した時点で修復できないほどの悪化が進んでいましたよ。参院選で野党躍進を期待した有権者の思いを裏切った格好です」と指摘した。












