ロシアのプーチン大統領と親密な関係にある北米アイスホッケーリーグ(NHL)キャピタルズのアレクサンドル・オベチキン(ロシア)の名が、ついに試合中継から排除されてしまった。

 プーチン大統領の熱烈な支持者として知られるオベチキン。ウクライナ侵攻後「戦争はいらない」と発言したものの、今だにインスタグラムのプロフィル写真はプーチン大統領との2ショットのまま。ロシアの軍事行動を非難するコメントも避け続け、猛批判されている。

 このプーチン支持の姿勢に対する抗議がフィンランドで発生した。フィンランドメディア「イルタ・サモナート」によると、9、10日に行われたNHL2試合の中継で、ホッケー解説者のテロ・カイヌライネン氏はオベチキンの名前を一切言わずに、内容を伝えた。得点を決めるなど活躍した場面でも、同氏は完全に沈黙するか「おなじみの男」「グレーのヒゲ男」などと〝オベチキン〟という言葉を一切発しなかったという。

 同氏はSNSで「私の挑戦は成功した」「言葉は世界で最も貴重な資源だが、沈黙もまた遠くまで聞こえるものだ」と投稿している。

 このままでは、他国でも名前を失うことになりそうだ。