退路を断って再び世界を目指す。ボクシング元世界2階級制覇王者・亀田和毅(30)が12日、所属ジムを離れて新天地で挑戦することを発表した。

 亀田三兄弟の三男の和毅は、15歳で単身メキシコに渡り、2008年にプロデビュー。日本人で初めてWBO世界バンタム級王者に輝くなど、第一線で活躍してきたが、19年12月に当時所属していた協栄ジムがプロ活動を休止。その後はフリーで活動を続け、21年3月からは兄で元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏(35)が会長を務める3150ファイトクラブに所属していた。

 こうした中、和毅は報道各社へ送付した書面で「この度、3150ファイトクラブとの所属契約を解除する運びとなりました」と報告。理由については「今年31歳となる自分を客観的に見つめ、ボクサーとして現役生活も残り少なくなりメキシコに渡った当時と同じ思いで家族から離れ、自分自身の現役生活ラストチャンスにかけ、私自身の力でどこまでいけるのかチャレンジしたくこの度のご報告となり、また亀田家からも快く送り出していただきました」と説明した。 

 その上で「より厳しい環境で自分を磨き、家族、応援してくれる方々にもう一度チャンピオンベルトを巻く姿を見せられるよう、またその先のビッグマッチに実現に向け日々精進していく所存です。今後の亀田和毅にご期待いただき、ご声援のほど、よろしくお願いいたします」と意気込みを示した。あえて険しい道のりを選択し、世界王者への返り咲きを目指す。