現役続行を表明した北京五輪フィギュアスケート女子金メダリストのアンナ・シェルバコワ(ロシア)について、元五輪メダリストで名指導者のアレクサンドル・ズーリン氏が、競技会出場の機会がないことを嘆いた。

 シェルバコワはロシアのテレビ「チャンネル・ワン」の番組で「まだスケートを続ける。同じ目標を持っている。自分のパフォーマンスを競技会で見せたい」と現役続行を表明した。

 この吉報に、ズーリン氏は同国メディア「スポーツ」に「これはまさに素晴らしいニュース。とてもうれしい」と喜んだ。一方で同氏は「競技する場所を確保することが最大のポイントだ。イランやアフガニスタンでの選手権じゃなく、普通の大会で。キャリアを続けても、一体どこで演技すればいいんだ?」とコメント。ロシアのウクライナ侵攻の影響で、国際大会に出場できない現状をこぼした。

 ロシア国内では、独自の国際大会実施を進める動きが出ているが、参加国は限られることが予想される。フィギュア強国が集まる大会でシェルバコワの姿が見られるのはいつになるのだろうか。