外務省は31日、ウクライナの首都キエフの呼称をウクライナ語に由来する「キーウ」に変更すると発表。さらにチェルノブイリもウクライナ語の「チョルノービリ」にするという。どちらも元はロシア語だった。

 呼称を変えることでロシアの侵攻を受けるウクライナへの連帯を示す狙いがある。また、自民党議員などからも呼称変更の主張がなされていた。

 変更を受けてネットで話題になっているのが、ロックバンド「ザ・ブルーハーツ」だ。彼らには「チェルノブイリ」というタイトルの曲があり、ツイッターでは「変更しないとな…」「どうなるんだ」と関心を持たれているというわけ。

 また、19世紀ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーが作曲したピアノ組曲「展覧会の絵」の一曲に「キエフの大門」がある。こちらも「キーウの大門になるのかな」「作曲者がロシア人だからそのままかな」「そのままにしといてほしい」などと議論になっている。

 料理にも波及しかねない。ウクライナの伝統料理「チキンキエフ」は日本でも食されている。バターを鶏肉で巻いて揚げたもので、一部コンビニでも販売。やはり「これからはチキンキーウって言わないとな」などとネットではささやかれている。

 呼称変更はほかにウクライナ南部の「オデッサ」が「オデーサ」に、東部の「ドニエプル」が「ドニプロ」になるという。

 オデッサは人気アニメ「機動戦士ガンダム」ファンにはおなじみ。作中で「オデッサ作戦」が出てくるが、「ガンダムに縁が深い地名だけに何とも言えない感情」「ガンダムに慣れ親しんでると違和感すごいよな」とネットでは困惑するファンの声が多い。

 意外と影響は大きそうだ。