ソフトバンク・藤井皓哉投手(25)が27日の日本ハム戦(ペイペイ)で好救援を見せ、広島時代の2018年6月6日以来の白星を挙げた。
5回、先発・杉山が万波の2ランで同点に追いつかれた。2番手として送り出された椎野も押し出しで逆転を許し、なおも一死満塁のピンチ。ここでマウンドに上がると気迫の投球を見せた。
5番・ヌニエスを見逃し三振。さらに続く佐藤を三ゴロに打ち取り、追加点を許さなかった。この投球が流れを呼び込んだ。直後に打線が2点を奪って逆転。6回も続投して連続三振を含む3者凡退でチームの勝利につなげた。
前日の試合では4点差の9回を任されながら清宮のソロ本塁打で1点を失うと、さらにピンチを招き守護神・森のリリーフをあおいでいた。「もう一度チャンスをもらったので、やってやろうという気持ちでマウンドに上がりました」。
一昨季に広島を戦力外になった。メンタル面が課題で、結果を求めるあまりに余裕のない投球になってしまっていた。そんな中で昨季プレーした独立リーグ・高知での経験が契機となった。「結果にこだわりすぎていた。もう一度野球の楽しさ、投げる喜びを知れたのが大きかった」。
前哨戦でビッグボス、そして柳田が掲げたこともあり、開幕3連戦の〝キーワード〟にもなった「野球の楽しさ」。その思いを誰よりも感じている男が3戦目のヒーローとなった。












