立花孝志党首率いるNHK受信料を支払わない国民を守る党(NHK党)がテレビチューナーレスでNHKが映らない「NHKをぶっ壊すテレビ」(仮)を党として、生産・販売に本気になっている。

 25日、定例会見で立花氏は「NHKが映らないテレビを政党として製造して、販売することで具体的に動いている」と明かした。発端はディスカウントストアのドン・キホーテが昨年12月に販売した「チューナーレススマートTV」が人気となっていることだ。

 いわゆるテレビチューナーを内蔵していないパソコンモニターに近い形状で、中にはAndroid OSが搭載され、ユーチューブやネットフリックス、アマゾンなどの動画がリモコンで視聴できるのが売りだ。もちろん地上波は映らないため、現時点でNHK受信料の支払い義務はない。
 
 この種のAndroidテレビは以前から販売されていたものの高い価格がネックとなっていた。ドン・キホーテは42インチで3万2780円、24インチで2万1780円(ともに税込み)とコストダウンに成功したことで、ヒットの要因にもなっている。

 ホリエモンこと堀江貴文氏からのススメもあり、立花氏はこの「スマートTV」を購入し、ネット時代に即した〝テレビ〟と痛感したという。

 ドン・キホーテや5月に同様のAndroidテレビを販売予定している業者に大量仕入れできないかを問い合わせたが、困難と判明。それならば、一から生産できないかと業者を募集したところ、連絡があり、現在話を進めている最中という。

 NHK党として、生産・販売することに法的にも支障はないと確認済みといい、立花氏は営利目的では行わないと強調。競合他社と同価格帯にして、利益はゼロに近い形で、希望者に販売したいという。

「NHKと契約したくない、見たくないという国民が多い。ドン・キホーテさんはNHKの受信料を払わなくていいとまでは宣伝していない。我々がこういうテレビがあるとお披露目できれば」(立花氏)と別角度から「NHKをぶっ壊す」作戦を見つけたようだ。