10年前に米国・ネバダ州ラスベガスで起きたとされるサッカー・ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(34)によるレイプ事件について、同州の検察が22日(日本時間23日)、被害者とされる元モデルの女性の証言は「合理的な疑いを超えることは証明できない」として不起訴処分を決定した。
クラーク郡地方検察局によると、女性は2009年6月、ベガスのクラブでロナウドと知り合い、ロナウドが宿泊していたホテルのスイートルームに誘われ、そこで性的暴行を受けたとして警察に訴えた。だが、その際に女性は加害者の名前や犯行場所について明らかにすることを拒否したため、捜査は打ち切られた。
米芸能サイト「TMZ」によると、女性は事件があったとされる翌年、ロナウドから和解金37万5000ドル(約4000万円)の受け取りを強要され、事件について他言しないことを約束させられたという。だが、昨年8月になって女性は和解を破棄。当局に捜査再開を求め「加害者はロナウドだ」と主張した。
女性は「着替えをしていたスイートのバスルームにロナウドが入ってきて、勃起した性器を露出し、フェラチオを強要した」「ロナウドは寝室に自分を引っ張り込んでベッドに押し倒し、無理やり性交を試みた」「『やめて!』と叫んで抵抗したがアナルに挿入された」などと、当局に暴行被害を訴えていた。
これに対し、ロナウドは女性の証言を否定。「レイプは忌まわしい犯罪で、私が信じる全てを踏みにじるものだ」との声明を発表した。昨秋、ドイツ有力誌「シュピーゲル」が疑惑を掲載した時も、合意の上での関係だったとレイプを否定していた。
TMZによると、当局は昨年8月以降、捜査を再開したものの、女性の証言以外に物的証拠がなく、検察は22日「ロナウドによるとされる性的暴行は合理的な疑いの余地を超える証明はできない」と結論付け、不起訴処分を決めた。












