米スポーツサイトのブリチャー・リポートは2日(日本時間3日)に「22年にエンゼルスの大谷がさらに進化することは可能か?」と題した特集記事を掲載し、エンゼルスの大谷翔平投手(27)の投打における改善点を分析した。

 まず、打撃面でのレベルアップには「ある程度の一貫性を維持することだけ」と指摘。大谷は最初の95試合で37本塁打を放ったが、最後の60試合は9本に終わった。「当初、相手投手はゾーンの高低で勝負していたが、それを内外角でのアプローチに変えて成功した」と理由を挙げ、相手を上回る対策の必要性を強調した。

 また、「単純にガス欠だったのかもしれない。彼は投打で1172人とマッチアップした。この数字は他の選手より何百も多い。またホームラン競争に出場して、オールスター戦では打って投げた」とフル回転による疲労蓄積を要因の一つとした。その上でマイク・トラウト外野手(30)とアンソニー・レンドン内野手(31)が22年に負傷から完全復帰すれば、大谷にプラスになる可能性があるとした。

 一方、投手としては速球の効果が限定的だったと分析。速球の被打率は2割9分4厘で、長打率は5割1分2厘と悪かった。「後半戦は速球に頼らなくなり、9月にはスライダーが速球より多くなり、スプリットの比率も上がった。それにより与四球が減った。このコンセプトが22年に成功する方法だ」との見解を示した。

「大谷が二刀流スターであり続けられるか議論の余地があると主張する人もいるだろうが、健康な限り彼はやり切るはず。22年も21年のように歴史的であると信じられる理由は十分にある」と断言。昨季を上回る活躍に期待を寄せた。