ノアの22日・エディオンアリーナ大阪第2競技場大会で、拳王のGHCナショナル王座を奪取した船木誠勝(52)が無頼派集団「金剛」に電撃加入する波乱が起きた。

 この日、船木はメインで拳王のナショナル王座に挑戦。昨年2月にも拳王のナショナル王座に挑戦し敗れており、そのリベンジ戦でもあった。

 ともに打撃を得意とする2人だけに、ゴングと共にリング上には緊張感が走る。距離を取り合うように対峙すると徐々に船木が圧力をかけ、腕十字で捕獲するなどペースをつかむことに成功。最後はスリーパーホールドで捕獲し、わずか3分58秒で船木が王座奪取に成功した。

 すると、赤いベルトを巻いた船木がマイクを持って「拳王選手、試合をしていつも刺激をもらってきました。勝っても負けても、もらっています。ありがとう。今日は自分から提案があります。俺と、組みましょう。今日から俺も金剛に入ります」と爆弾発言だ。拳王も驚きのあまり目を真ん丸にしたが、もちろん断る理由はなく受諾した。

 その後、拳王は「俺たちと歩みを共にする、プロレス界最強の男…船木誠勝だ! 俺たちの強い信念に共感してくれて、今日、金剛に入ってくれた」と力強く宣言。

 一方の船木は、今回の行動のきっかけが拳王 vs 中嶋勝彦の〝金剛ツートップ〟によるGHCヘビーとナショナルのダブル王座戦(昨年11月28日、国立代々木競技場・第二体育館)だったと明かし「拳王選手と中嶋選手はプロレス界のトップだと感じました。そのトップのいるグループに刺激をもっと強く受けたいなという気持ちで入りました」と告白した。

 これまで武藤敬司や丸藤正道の所属するエムズアライアンスの一員として活動してきた船木の電撃移籍は、方舟の勢力図に大きな影響を与えそうだ。