来年1月2、3日に開催される第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)まで、まもなく1週間。「総合優勝」を目標に掲げる順大の長門俊介監督(37)は「チャレンジャーの気持ちで箱根に挑めたらなと思います」と意気込む。
東京五輪男子3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(2年)が欠場した10月の出雲駅伝は10位に終わったものの、11月の全日本大学駅伝は3位に入った。「選手、学生たちも自信を深めて戦えるんだ、やれるんだっていう感触、手応えをつかんで、箱根に向けての準備ができる状況になったかな」と好感触を口にした。
現在は箱根駅伝を前に、最終調整の段階。「確実に20キロ以上の距離を走り切れるスタミナ作りを基本的にやっていかないといけない。あとはイメージ力というか、選手自身が箱根駅伝を走っている姿、どんな展開であっても自分の力を出し切れるようなイメージ作りとか、そういうところはしっかり話しています」と心技体を高めている。
下馬評では駒大と青学大の〝2強〟を優勝候補の本命に推す声が目立つ。ただ、全日本大学駅伝では、ともにデコボコ駅伝で安定感を欠いており、順大にもつけ入るスキはある。「特に箱根は距離も増えるので、1区間の失敗のダメージは出雲や全日本よりも大きなものになってしまう。デコボコのないような準備を進めていきたい。ヒットを打つところはヒットを打って、守るところはしっかり守るといったようなミスのない駅伝をしたい」と気合は十分だ。
順大は過去11度の総合優勝を果たしているが、83回大会が最後。「学生たちが優勝を掲げる以上は、それに応じた取り組ませ方、当然苦しいこともやってきた。優勝を目指すって気持ちは彼らも変わっていないと思いますし、私も目指したいなと思います」。令和の時代に、再び名門の底力を見せつける。












