プロフィギュアスケーターの鈴木明子氏(36)が〝日本初〟の取り組みにチャレンジした。
活字のバリアフリー化が進む中、AI音声プラットフォーム「CoeFont」がプレシデント社と協働でオーディオブックの制作・開発をスタート。第一弾として鈴木氏の著書「壁はきっと越えられる」(プレシデント社)でオーディオブックを制作した。
24歳で2010年バンクーバー五輪に出場し、14年ソチ五輪の舞台にも立った遅咲きのスケーターの「軌跡」が記された一冊。鈴木氏が「CoeFont」で約2時間の収録を行い、AI音声を作成。作成した鈴木氏のAI音声で本を読み上げてくれるという。
鈴木氏は「2014年にこの書籍を出版した際、まさか自分のAIが読み上げるオーディオブックができるとは想像もしていませんでした」と驚きを口にしながらも「この先、音声合成技術は、益々発展し、感情表現なども手軽に出来る様になると聞きました。すべての人々がたくさんの素敵な本と出会える世界がくると思うとワクワクします。今回のプロジェクトが少しでもそのきっかけになると嬉しく思います」などと期待を寄せた。
現役引退後はフィギュアスケートに携わりながら、各地で講演会を開き「自身の経験談」を満遍なく伝えてきた。かつて「スケートを通してみんなが幸せになってほしい」と夢を語っていた鈴木氏は、今後も様々な形で挑戦を続けていく。












