〝モンスター〟との再戦に向けて絶対に落とせない一戦だ。ボクシングWBC世界バンタム級王者のノニト・ドネア(39)が、暫定王者レイマート・ガバリョ(25=ともにフィリピン)との王座統一戦(11日=日本時間12日、米カリフォルニア州カーソン)に向けて意気込みを語った。

 米メディア「ボクシングニュース24」によると、9日(同10日)に現地で行われた記者会見でドネアは「レイマートとリングをともにできることをうれしく思う。我々は100%準備ができている。彼が最高の状態で臨むことを知っているので、私も準備をして最高の状態で臨みたい」と試合を心待ちにしている様子を伝えている。

 5月にノルディーヌ・ウバーリ(フランス)を4ラウンド(R)TKOで破り、同王座戴冠を果たして以来の試合となるが「(2019年11月の)井上尚弥選手との試合の後、このスポーツにはまだ目的があると感じた。その目的とは、誰もが認める世界のチャンピオンになることだ。前回の試合では、その目的を持っているからこそ、ウバーリに強い態度で臨んだ」と、健在をアピールしたウバーリ戦は、WBAスーパー&IBF世界同級統一王者・井上尚弥(大橋)から喫した敗戦をバネに臨んだことを明かした。

 その井上との再戦をはじめ、一時は対戦が決定とされていたWBO世界同級王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)など同級の対抗王者との対戦を視野に入れる中「次に何をするかは、私のチームに任せるつもりです。他のバンタム級チャンピオンたちを追いかけていくつもりです」と野望とする同級4団体統一に改めて意欲を見せていると同メディアは伝えている。初防衛戦を確実にクリアし、井上への雪辱につなげる構えだ。