な、何でもOKということですか? 日本ハムの新庄剛志監督(49)が5日に、北海道・北広島市内で行われた新入団選手発表に出席。集まった12人のルーキーを前に、この日も軽快なトークで場を盛り上げた。その発言の一つ一つには日々大きな注目が集まるが、新庄ビッグボスの「ビッグなモノ」は発言だけではなかった。ビッグボスサイドの証言から見えた、新庄監督の意外な一面とは――。

 新球場を建設中の北広島の地で入団発表を行った新庄監督と12人の新人選手たち。22社60人の報道陣を前にしたルーキーたちは緊張した表情を浮かべながら、初々しいコメントをそれぞれ語っていたが、これにビッグボスは「待った!」をかけた。「アピールが甘いです! 1年間二軍ですね、これは(笑い)」と、そつのないコメントを並べたルーキーたちを冗談交じりに一刀両断。機転の利いた発言を求めた。

 会見場では〝新庄ワールド〟全開でルーキーを煽った新庄監督だったが、前夜に行われた食事会では、この日とは一転、ルーキーたちから意外な〝口撃〟を受けていたという。ボスによると「『新庄ビッグボスも1年目でしょ? 僕たちも1年目なので、分からないことがあったら何でも聞いてください』って。すごくないですか!?(笑い)」と、某選手からまさかの逆アドバイスをもらったという。

 さらにドラフト1位の達孝太投手(17=天理)からは「達君は『ビッグボスより自分の方が男前なんで』みたいなことを言ってましたね(笑い)」と「勝利宣言」までされていたという。

 それでも新庄監督は満足げな様子。「僕みたいな子が2人いたから、面白いなって。そういうインパクトのあるトークやプレーでアピールするべきなんですよね。やっぱり目に付くし。パフォーマンスに対してインパクトを与えた選手っていうのは、いいプレーをしたときにパフォーマンスもプラスされるんですよ。それで(首脳陣に)覚えられる」と、持論をもとに前出2選手をたたえた。

 一見すると、新米選手による生意気な発言にも取られかねないところを、寛容な心で受け入れたビッグボス。そんな懐の広さは、本紙に対しても向けられていた。

 それは、本紙記者が新庄監督サイドの関係者と名刺交換をした際のこと。本紙記者の名刺を見た新庄監督と最も近しい関係者は、開口一番「東スポか! 東スポはいいよね~、いつも自由なところがいい。そういうところが好きだよ」と、ありがたいお言葉をいただいた。しかし、毎度毎度好意的な記事ばかりを出すわけではないのが本紙なだけに「今後もし記事に対するクレームなどがあれば、なんなりとおっしゃってください」と返したところ、ビッグボスサイドからは意外な答えが返ってきたのだ。

「ダメだよ、そんなの言わないよ! そうしたら自由じゃなくなっちゃうもの。東スポは自由でいなくちゃ」

 えっ、何を書いてもクレームをつけないってこと? もちろん球団サイドはそういうわけではないのかもしれないが、ことボスに関しては「NGなし」ということが明らかになった。

 もちろん、節度は守りますので…。今後ともどうぞよろしくお願いします。