岸田文雄首相(64)は19日、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて、政府として対応にあたるため、衆院選(31日投開票)の自民党候補応援遊説を一部キャンセルした。
この日、岸田首相は福島市で第一声の街頭演説を行った。その後は宮城、秋田両県で計3か所を回る予定になっていたが、秋田での遊説を取りやめて急きょ帰京。ただ、今回の危機対応を巡っては物議をかもしている。
「長距離ミサイル飛来時、岸田総理、松野博一官房長官は(どちらも)官邸にいなかったのです。松野官房長官は地元の千葉県にいた。岸田首相は、危機管理の観点から松野官房長官に都内にいるよう、指示を出すべきでした」(自民党関係者)
防衛省によると、19日午前10時15分と同10時16分ごろ、北朝鮮の東側から弾道ミサイル2発が発射されたという。北朝鮮が日本海に向けた弾道ミサイルはSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の可能性が高いと見られている。
「岸田内閣は初っ端から危機管理なしです。野党側からは、ミサイル発射の際に総理が官邸不在だったことを選挙戦の攻撃材料にされることが予想されます」(選挙プランナー)
与野党の論戦がスタートした選挙戦の最中、岸田首相は北朝鮮に思わぬ形で水を差された格好だ。












