23日、スターダム東京・後楽園ホール大会で、2014年度東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞新人賞を受賞した赤井沙希(27=DDT)が、ワールド・オブ・スターダム王者の世IV虎(21)に初挑戦。惜敗の裏で“女の武器”を失いかねないまでのプレッシャーを背負い込んでいた赤井は、さらなる精進を誓った。
赤井は自身初のタイトル戦で、完全アウェーのリングに出陣した。コワモテ俳優・小沢仁志との特訓で度胸を鍛えてきた赤井は、いきなりヤンキー座りで世IV虎とメンチ合戦を展開。お互いの髪をつかみあってのケンカファイトを展開した。
さらに世IV虎にマウントを取られ執拗に打撃を浴びせられると、赤井の隠された凶暴性と、名ボクサーだった父・赤井英和(55)から受け継いだ血が騒ぎだす。「生まれて初めて人の顔面を殴りました」というパンチを顔面に叩き込んでいった。しかしランニング式ブーツにカウンターのラリアートを合わされると一気に劣勢に。ヘッドバットからのダイビングセントーンで力尽きてしまった。
「これが今の実力の差。現実だと思う」と涙を見せた赤井だが、敗因はそれだけではない。試合前から想像を絶する重圧に苦しみ追い込まれていたのだ。初の敵地、初の王座挑戦という過酷な状況に加え、8日にはプロレス大賞史上初めて女子として新人賞を受賞。「DDTを背負っているっていう気持ちもあったし、新人賞を取ったことで恥ずかしい試合はできない」と思い詰めてしまい、食事ものどを通らず眠れない日々を過ごした。
決戦2週間前に急性胃炎、1週間前に風邪をひいてしまい体重も激減した。モデルもこなすボディーラインの細さは、バランスを崩すとレスラー・赤井の弱点になるもろ刃の剣。「怖くて体重計も乗れなかったですね」と振り返る赤井は「バストも若干小ぶりになっちゃったんじゃないかしら…」と、どちらかというとこちらの方が関心深い衝撃告白をした。
「大きさより形と色」がポリシーの赤井の公称Cカップ美乳が、世IV虎戦のプレッシャーが原因で、漢字違いの“微乳”になってしまっては仮に試合に勝っていたとしても不幸なことでしかない。
それだけに赤井は「プレッシャーとかに対して、精神的にもっと強くならないといけないです。リングの外での弱さを克服していかないといけない」と課題を口にした。強さと美を追い求めるため、赤井の戦いはまだまだ続く。
おすすめの求人情報












