巨人・則本昂大投手(35)が14日の阪神戦(甲子園)に先発。6回を投げて2安打無失点と好投し、チームの勝利へとつなげた。
貫禄の投球を見せつけた。則本は2点の先制点をもらった直後の2回に四球と安打で二死一、二塁のピンチを招いたが、三塁・ダルベックの悪送球の間に本塁へ突入した二走・木浪が一塁・増田陸の好送球もあり本塁上でタッチアウト。なんとかピンチを切り抜けた。
その後は5回まで三者凡退に抑え、阪神ファンにチャンステーマを演奏させる隙すら与えない圧巻の投球。最後は2点リードの6回二死一塁の場面で森下から渾身のストレートで見逃し三振を奪うと、マウンドで雄叫びを上げた。
降板直後の7回に救援陣がまさかの一時逆転を許し、則本の移籍後初勝利はまたもやお預けとなってしまったが、その後のチームの劇的勝利へとつながる粘投となった。
則本は自身の投球について「低めに丁寧に、(大城)卓三のリードを信じて投げ切れたかなと思います」と回顧。自身の白星が消えたことに関しては「運というか。自分がしっかりと抑えればそのチャンスは高くなるんですけど、チームが勝つことが一番大事なんで。」と振り返った。
この日の投球を終え、甲子園球場では通算17イニングを投げて無失点。さらに球団別の通算防御率でも対阪神は最も低い1・08とした。聖地での投球に則本自身も「やっぱり、甲子園球場の雰囲気っていうのはちょっとベンチからも感じてたんで。すごく脅威だなと思います」としていたものの「チームとして、今日勝てたことは本当に大きいと思う」と確かな手応えを掴んだ様子。今季巨人に加わった35歳の右腕は、新たな虎キラーとしてチームのキーマンとなるかもしれない。












