痛い逆転負けとなった。広島は12日のDeNA戦(横浜)に6―5で敗れ、3連敗となった。

 試合前までリーグ最低の31得点だった赤ヘル打線だったが、この日は2回に今季初めて4番に座った助っ人・モンテロの安打を口火に坂倉の先制犠飛、4回には敵失から4安打を集め、DeNA先発・石田から5回までに4得点と一定の機能は見せていた。

 だが、今季初勝利を目指す先発・床田が4回に長打3本で2点を返されると、連敗脱出の雲行きは怪しくなる。2点差で迎えた終盤、広島ベンチが逃げ切りを計った継投策が裏目に出た。

 床田が7回二死からこの日、2本目となるソロアーチを被弾。1点差とされ、なおも続く蝦名に右中間二塁打を許したところで、まだ65球と球数的には余力のあった床田から2番手・森浦へとスイッチ。火消しを期待された左腕だったが、迎えた勝又に左翼線二塁打を浴び、4―4の同点、さらに代打・度会には初球の直球を右翼席に運ばれ、6―4と逆転を許した。8回にファビアンの2号ソロで追撃も、及ばなかった。

 7回の継投策について、試合後の新井貴浩監督(49)は「(床田は)序盤から変化球が全般的に高かったから。球数はいってなくても何かあったらすぐ行けるように、ブルペンにも言っていた」と、あらかじめ想定していた継投策だったが、うまくいかなかった。

 試合前半で主導権を握ったはずの勝ちゲームを落とし、敵地で連敗。勝率5割復帰からも逆に遠のく結末となってしまった。