全米野球記者協会(BBWAA)は13日(日本時間14日)に2025年シーズンの最優秀選手賞(MVP)を発表する。
ドジャース・大谷翔平投手(31)はすでに3年連続4度目の受賞が確実視され、満票となるかが注目されている。
今季の大谷は6月中旬から投手復帰し、2シーズンぶりとなる二刀流を再開。その中で自己最多となる55本塁打、ナ・リーグでダントツのOPS1.014、146得点など投打に暴れ回った。大谷のほか、同リーグで最終候補入りしているのは56本塁打、132打点で打撃2冠のシュワバー(フィリーズ)とソト(メッツ)の3人。3年連続のMVPとなればバリー・ボンズ(2001~04年)以来、史上2人目の快挙となる。
打者に専念した昨季はMLB史上初となる「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成。すべてが異次元のため、大谷に求められる水準もいささか高すぎるようだ。
米放送局「NBCスポーツ」の記者、マシュー・プリオット氏は11日(同12日)に「今年の成績は昨年よりもぜい弱になった」と辛口評価を下し「投手として一定の貢献をしたものの、レギュラーシーズンに登板した47イニングは大きな違いを生むものではなかった。オフシーズンの肩の手術後、走塁も控えめになり、盗塁は20に終わった」と伝えた。
さらに、ア・リーグで60本塁打、125打点で最終候補に残るカル・ローリー捕手(28=マリナーズ)を引き合いに「大谷にとっては幸いなことに、ナ・リーグには彼を追い詰めるローリーがいなかった」とも…。
米メディア「スポーティングニュース」も12日(同13日)、「プリオットが指摘するように、大谷にとって今年は自身の基準からするとぜい弱な年だった。大谷にはナ・リーグMVPを争う相手としてローリーのような存在がいなかった」「ナ・リーグでは大谷を阻むものはほとんどなさそうだ」と同調するように報じた。
二刀流の選手が第一線で活躍すること自体がメジャーリーガーたちの理解を超えているが、もはや評価基準も別次元の〝大谷水準〟になってしまっているようだ。












