女子ゴルフの渋野日向子(26=サントリー)の米ツアーにおける苦境が、日本のゴルフファンにとって〝朗報〟となるかもしれない。

 渋野は先週の「CPKC女子オープン」で予選落ち。ポイントを稼ぐことができず、ポイントランキングは93位から96位に後退した。80位以内のシード圏内からさらに遠のき、100位以内の〝準シード〟からも飛び出してしまいかねない状況だ。

 かねて「シードもそうだし、アジアシリーズもまだ出られるか分からない位置なのでしっかりポイントも稼ぎたい」。国内開催の「TOTOジャパンクラシック」(11月6日開幕、滋賀・瀬田GC)を含む10月からのアジアシリーズ参戦へ意欲を示していたが、実現するかはわからない。

 このまま調子が上がらず出場枠から漏れてしまうケースもあり得る。そうなったとき本人が、国内ツアーのスポット参戦に動く可能性はゼロと言い切れない。同時期に歴代優勝者に名を連ねる「スタンレーレディス」や「樋口久子 三菱電機レディス」が開催されることも後押しとなりそうだ。

 例えば、米ツアーを主戦場とする西村優菜(スターツ)は、今季低迷で「AIG全英女子オープン」などの欧州シリーズ3試合の出場がかなわず、その間に国内ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」(7月24~27日)に参戦していた。

 たとえ渋野が「TOTO――」に出られないとしても、日本でのプレーが実現すれば、ファンにとってうれしいことだろう。もちろん今週の「FM選手権」(マサチューセッツ州)の成績次第で状況は一変する。やはり人気者の成績からは目が離せない。