ドジャースの山本由伸投手(27)は18日(日本時間19日)に敵地デンバーでのロッキーズ戦に先発し、7回を投げ、1被弾を含む4安打3失点、6三振2四球で勝敗は付かず、11勝目はならなかった。打者27人に103球で、MAX96・1マイル(約154・7キロ)をマーク。防御率2・90。チームは3―4でサヨナラ負けして、連勝は3で止まった。

 痛恨の1球だった。3―2の7回一死無走者でトーバーへの2球目、真ん中に甘く入った93・1マイル(約150キロ)のフォーシームを完璧に捉えられ、右中間のロッキーズブルペンに運ばれた。昨季は7打数6安打、打率8割5分7厘と打ち込まれたが、この日は2打席目まで空振り三振、一飛と抑えていただけに、悔いが残る。二死後、四球と右前打で二死一、三塁のピンチを招くが3回に同点適時打を打たれたリッターをカーブで遊ゴロに仕留めた。

 2回までは完ぺきだった。打者6人から3三振を奪う完全投球。しかし、3回に失点した。先頭を四球で歩かせると8番ドイルの飛球は右前に落ちた。送球間に打者走者が二塁に進み、無死二、三塁のピンチ。9番リッターに右前に弾き返され同点に追い付かれた。

 4回からしっかり修正し5、6回と打者9人を抑えた。

 この日のロッキーズ打線はスプリットにほとんど手を出さず。19球投げてスイングしたの5球で空振りは2球だけ。その代わり、カーブが有効だった。25球投げて、スイング16球で空振り6球だった。

 チームに勝利をもたらすことはできなかったが、伝家の宝刀スプリットを見逃されてもカーブに切り替えて7回を投げ切ったのは収穫。今後、激しさを増すパドレスとの地区首位争いでエース山本がチームとマウンドを支える。