ドジャースの大谷翔平投手(31)は12日(日本時間13日)に敵地アナハイムでのエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場し、9回に4試合連続の43号を放ち、3打数1安打1打点、1得点だった。打率2割8分4厘。チームは延長10回の熱戦に6―7でサヨナラ負けして、3連敗。エンゼルス戦は今季勝ちなしの5連敗だ。これで68勝52敗でパドレスと同率首位となった。

 エンゼル・スタジアムに悲鳴と歓声が交差した。5―5の9回先頭でマウンドは7番手の守護神ジャンセンだ。1ボールからの2球目、真ん中高めの92・4マイル(約148・7キロ)のカットボールをこれでもかとフルスイング。角度29度、打球速度114・8マイル(約184・8キロ)のロケット弾はあっという間に右翼席に着弾した。4試合連続の43号ソロは貴重な勝ち越し弾。飛距離404フィート(約123・1マートル)だった。これで並んでいたフィリーズのシュワバーを抜き、再びリーグ単独トップに立ち、連続試合安打を11に伸ばした。

 自らのバットで雪辱した。5―5の6回無死一、二塁で、4番手の左腕バークのカウント2―2からの5球目、外角のフォーシームにバットを合わせて鋭いライナーで中堅へはじき返すも二塁ベース右にシフトしていた遊撃・ネトが捕球するとベースを踏んで一塁へ送球。一走ラッシングは戻れずトリプルプレーとなった。大谷もぼう然だ。

 初回先頭は初先発の右腕メデロスと対戦。フルカウントからの7球目、外角低めのシンカーを見極めて四球で出塁。続くベッツの死球で二塁へ進み、フリーマンの右飛で三塁へ。4番T・ヘルナンデスの左前打で先制のホームを踏んだ。

 ラッシングの2号2ランで3―3の同点となった2回二死無走者はストレートの四球。

 3―5の5回一死無走者は2番手の左腕チェフィンのカウント2―1からの4球目、内角高めのシンカーを打ち上げ、一飛に倒れた。しかし、続くベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスの3連打で3―4とし、マンシーが死球を選び二死満塁。パヘスの押し出し四球で5―5の同点。

 結局、延長10回サヨナラ負け。翌13日(同14日)は移籍後初の凱旋登板はチームと対エンゼルスの連敗ストップがかかる重要なマウンドになった。5戦連発と完璧な投球でチームに勝利を運ぶ、やることはそれだけだ。