第107回全国高校野球選手権大会第6日(11日)の第2試合は東海大熊本星翔が北海(南北海道)を10―7で下し、甲子園初白星をマークした。
3―3と同点で迎えた7回、一死二、三塁から相手ミスで勝ち越すと、3番・平仲(3年)、5番・堀田(3年)、代打・秋田(3年)の適時打など、4本の集中打と犠打をからめて一挙6得点。両軍合わせて25安打が飛び交う乱打戦となったが、継投策で粘る北海を振り切った。
主将の比嘉(3年)は「1勝できてうれしい気持ちでいっぱい。同点まではOKというイメージで、そこから切り抜けて自分たちの野球をしていこうと話していた。(7回の)ビッグイニングを取るというのが自分たちの打撃。それを甲子園の舞台で発揮できてよかった」と胸を張った。
地元を襲った線状降水帯による大雨の影響でアルプス席に一部の応援団が間に合わず、系列校の大阪・東海大仰星のブラスバンドが友情応援。「応援団のみんなが間に合わなかったので絶対に勝つという思いだった。毎回甲子園に行くと(仰星の)吹奏楽部がやってくれている。いい姿を見せていきたい」(比嘉)と気持ちを1つにしたという。
学校の歴史を刻んだ野仲監督は「落ち着いて戦ってくれた。学校もOBたちも待ちに待った初勝利だった。本当によかった。選手たちはうしろにつなぐという意識だけで打席に立っていたと思う。(7回は)一気に練習の成果を見せてくれた」と選手をねぎらった。次戦は古豪・県岐阜商と対戦。「今回、大雨で来れなかった応援団、県民のみなさんがいる。なんとかとかいい試合を見せて元気づけられればと思う」と誓った。












