第107回全国高校野球選手権大会第6日第1試合(11日)は古豪・県岐阜商が日大山形を6―3で下し、16年ぶりの夏勝利を上げた。
2年生エース右腕・柴田が最後までマウンドに立った。135球を投げて7安打3失点。6回に雨の影響で51分間の中断があったが、リズムを崩すことなく投げ切った。「立ち上がりがまだ不安定でまっすぐも高めに浮いたけど、変化球で何とかストライクを取って押さえられた。雨でもやる、という気持ちで来た。スライダーがいい感じでしたが、真っすぐの精度をもっと高めたい」と次戦をにらんだ。
打線は5回に逆転し、7回には相手投手の乱調に付け込んで4得点。生まれつき左手の指がない横山(3年)が同点適時打を含む4打数2安打の活躍を見せた。節目の夏40勝目を刻んだ藤井監督は「柴田は信頼している投手なので最後まで投げてもらった。本当にうれしく思う。(中断でも)子供たちにはいろんなことを想定内にしようということを言っていた。何があっても想定内、想定内とベンチで合言葉のようにね。中盤から落ち着いてきた。7回は柴田が疲れてきていたので本当に良く打ってくれた」と振り返った。
長打力が持ち味の打線がこの日は6本の単打を効率よく積み重ねて快勝。就任1年目の指揮官は「1つずつ、次も全力で準備したい」と意気込んだ。












