長期離脱もささやかれたヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手(33)に、驚きの〝超速復帰プラン〟が浮上している。ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」は、ジャッジが8月5日(日本時間6日)の敵地レンジャーズ戦で指名打者として戦列復帰する可能性が現実味を帯びてきていると報じた。
ジャッジは7月22日(同23日)のブルージェイズ戦で右翼からの返球時に右ヒジに異変を感じ、27日(同28日)に10日間の負傷者リスト(IL)入り。検査では尺側側副靱帯ではなく右肘内側の屈筋腱損傷と診断され、専門家からは当初「1か月以上はかかる」との厳しい見方も出ていた。
ところが30日(同31日)の本拠地レイズ戦前、ジャッジはジャンカルロ・スタントン外野手(35)とともに外野での守備練習を再開。本格的なスローイングこそ控えたものの、慎重に下手投げでの動作確認を行う姿が目撃された。打撃練習もすでに再開しており、ヤンキース側はジャッジが再登録可能となる復帰最短日の5日(同6日)・敵地レンジャーズ戦でのDH出場を視野に入れ始めているという。
一方のスタントンも2023年以来の外野守備復帰に向け調整を進めており、指名打者との兼ね合いも含めてチームは柔軟な起用策を模索中。アーロン・ブーン監督(51)は「彼(スタントン)はやる気満々だ。導入を始めている」と語り、現実的な選択肢として準備を進めている様子だ。
ジャッジは今季103試合出場で打率3割4分2厘、37本塁打、85打点、OPS1.160と圧倒的な成績を誇り、三冠王も狙える状況だっただけに、今回のスピード復帰が実現すればチームにとっても大きな追い風となる。
ヤンキースは同日、ホワイトソックスとのトレードでオースティン・スレーター外野手(32)を獲得したと発表。ロッキーズの主力三塁手だったライアン・マクマーン内野手(30)、ナショナルズからユーティリティープレーヤーのアメド・ロサリオ外野手(29)も31日(同8月1日)のトレードデッドラインを前に駆け込みトレードで獲得しており、内外野補強に余念がない。妥協なき戦力補強を繰り返しながら4ゲーム差で首位ブルージェイズを追うア・リーグ東地区2位のヤンキースにとって、再び主砲が〝救世主〟となる日は予想よりもかなり早そうだ。












