ドジャースの大谷翔平投手(30)の打順が話題になっている。MLBネットワークの番組「MLBナウ」は4日(日本時間5日)に「大谷翔平の打順を見直すべきではないか」というテーマで司会のブライアン・ケニー氏がゲスト陣と議論を交わした。
ケニー氏はナ・リーグ西地区の首位を走るドジャースについて、スター選手が揃っているにもかかわらず「成績は期待をやや下回っており、もっと勝っていても良いはず」と指摘。改善の余地がある点として、大谷の打順変更を提案した。
ドジャースは昨年6月17日にムーキー・ベッツの離脱を受けて大谷を1番で起用。ベッツ復帰後も打順は変更せずにチームは1試合平均6得点と、高い攻撃力を誇ってきた。
ただ今季、大谷が放った23本塁打中の17本がソロだ。打点も39にとどまっており、「得点機会を最大限に生かしきれていない」との見方もある。ケニー氏は「『最高の打者を1番に置く』のは今風で理にかなっているようにも見えるが、それが本当にチーム全体の得点につながっているのかは疑問」とし、大谷の長打率がチームトップの6割5分3厘である点にも触れ、「過去2年ナ・リーグの長打率王である大谷のパワーを1番に置くのは、ややぜいたくすぎるのでは」と主張した。
その根拠として、今季のメジャー全体の「走者を置いて打席に立つ割合」のデータを紹介。4番が49%、3番が46・5%と高い一方で、1番は35・3%と最も低い。
しかし、打順を変えると問題になるのが打席数。1番はシーズン平均746打席に立つが、4番は696打席前後と、約50打席少なくなる。本塁打数に影響するだろう。ケニー氏は「打席数の差は決して小さくないが、他の選手の能力を考慮すれば、もっと柔軟に打順を組んでもいいはず」と提案した。
「ベッツも依然として有力な選択肢だし、ウィル・スミスは出塁率4割3分3厘、四球が三振を上回る(実際は31四球、33三振)など、リードオフに理想的なタイプ」と候補を挙げると、「ドジャースの首脳陣も当然データに基づいて判断しているだろうが、大谷自身がもはや1番打者の枠を超えた存在になっている」と強調した。
ちなみに昨季の大谷は6月17日以降の89試合は全て1番で出場し、打率3割1分、35本塁打、84打点だった。下位打線の出塁が増えれば、解決しそうだが…。












