スペイン国王杯準決勝第2戦(1日=日本時間2日)、スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)はアウェーの古巣レアル・マドリード戦に先発し、2得点に絡んで1アシストをマークするも4―4、2戦合計4―5で決勝進出を逃した。

 ホームでの第1戦を0―1で落としたRソシエダードが敵地に乗り込んだ第2戦。イマノル・アルグアシル監督が「決勝に進むのは自分たちだと確信している」と宣言していたように序盤から攻め込み、前半16分に先制。同点とされた後半27分には久保が中央に送ったクロスのこぼれ球がオウンゴールを誘発。さらに35分にはFWミケル・オヤルサバルのゴールをアシストするなど、好プレーを見せた。

 2戦合計4ー4で突入し、延長後半1分に久保がベンチに下がると10分に得点を許し、激闘の末にファイナル進出を逃した。スペインメディア「ELDESMARQUE」は久保に8点を付けて「右サイドから2回のプレーで2点目、3点目が生まれた」と指摘。同国紙「ムンド・デポルティボ」は「カマビンガの守備に影を落とされていたが、成長を遂げ、右サイドからチームに活力を与えた」と評価した。

 奮闘した久保はプロになって初タイトル獲得のチャンスを逃したが、世界屈指のビッグクラブを相手に大きな存在感を示した。今後のリーグ戦でさらなる活躍が期待できそうだ。