巨人の2年目左腕・森田駿哉投手(28)が9日、阪神とのオープン戦(甲子園)で一軍デビューを飾った。

 2023年にドラフト2位でホンダ鈴鹿から入団。1年目だった昨季は春季キャンプで左ヒジを痛め、4月にクリーニング手術に踏み切った。9月にイースタン・リーグで実戦復帰を果たしたが、同期入団では唯一、一軍登板なしと悔しい思いをした。

 富山商高時代に甲子園出場の経験を持ち、青春の汗を流した聖地のマウンドにこの日、再び登場。7回から3番手で登板すると、先頭の5番・大山に三塁への内野安打、続く前川から右前へ連続安打を浴びてしまった。

 しかし、右翼の岡田のファンブルで無死二、三塁となり、ヘルナンデスの遊ゴロの間に1点を失ったが、自責点はつかず。その後、木浪を空振り三振、代打・原口を遊ゴロに仕留めて役目を終えた。

 降板後、甲子園のマウンドについて緊張感があったことを吐露。「やっぱり独特の雰囲気があったので、そこでしっかり結果を出せるように。しっかり普通に投げられるなっていきたい」と振り返った。

 この日、甲子園は現在禁止されている「ジェット風船」を使った応援の実証実験が行われ、2019年以来、6年ぶりに復活。そんな満員のスタンドを「やっぱりすごいなぁと思った。あのジェット風船とかも小さいころ見ていたので、そういう中で投げられるというのはありがたいし、しっかりと結果で応えたい」と気を引き締めた。

 甲子園での登板は「10年ぶりぐらいですけど、そこまで印象は変わらない。やっぱりいい球場だなと思うし、こういうところで常に投げていけるようにやっていきたい」と意気込んだ。