阪神・才木浩人投手(25)が17日の中日戦(バンテリン)に先発し5回8安打ながら、3失点とゲームをつくった。

 先頭の三好、辻本を連続空振り三振でスタートするなど上々の滑り出し。だが、2回以降は制球に苦しみ、直球に的を絞られて連打を喫する場面も目立った。

 2回は四球と高橋周の右線二塁打などで無死二、三塁とされ石川に151キロ直球を右前への適時打とされた。一死後に村松の右犠飛で2点目を献上。5回は連打で無死一、三塁とされ、辻本の三ゴロの間に追加点を許した。

 登板後の才木は「カウントを悪くしてしまってから(中日打線が)真っすぐに対して、しっかり振ってくる感じでした」と振り返った。言葉通りに被安打8はいずれも直球。ただ、課題は明白で「直球の感じを上げていく」と最終調整へ意気込んだ。

 昨季は19試合に登板し8勝、防御率1・82の成績を残した。ただ、2020年に受けた右肘の手術を考慮され、年間通してローテで活躍するまでには至らなかった。今季は一気に爆発的な成長を求められていることを本人も理解している。

 この日は5回で78球の投球数。次週もオリックス戦(京セラ)での登板が予定されており、球数も増やしていく。「体を慣らしながら、ゲームで投げていかないと」。年間通じてのローテを逆算しつつ、才木が徐々にギアを上げている。