元なでしこジャパンFWの岩渕真奈氏(30)が、〝サッカー伝道師〟として精力的に活動を続けている。

 岩渕氏は東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏(34)とともに、16日に行われた千葉県内で行われたイベント「Emma Sleep スポーツキャンプ2024」に出席した。同イベントではサッカー教室が開かれ、選ばれた小学生と汗を流した。

 岩渕氏は昨年9月に現役を引退して以来、解説業に意欲的に取り組んでいる。なでしこジャパンがパリ五輪アジア最終予選第2戦(2月28日、国立)で北朝鮮を2―1で下して五輪出場を決めた試合では、NHKで解説を務めた。

 そんな現状について問われると「サッカーを言葉で語るのは難しい。その状況になってみないと分からないので、自分は教えることは向いていない」と思わず本音を吐露。それでも「解説をやらせてもらって、もっとみんなのよさを知ってもらいたいという欲だけは、やたら持っている。サッカー教室をやる時は、そういったことを伝えていければ」と思いを明かした。

 自らメニューを考えるという岩渕氏のサッカー教室は、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができるのが特徴だ。この日の教室でも、一定の距離からボールを蹴り、カラーコーンに当てる練習ではレベル別に距離を変えることで参加者が飽きないような工夫が施されている。

 参加した小学生の保護者の一人は「最後まで楽しくできて、今日来てよかったと思う」と笑顔を見せた。サッカーの魅力を伝えるべく、これからも走り続ける。