【全豪OP】ジョコビッチがワクチン免除〝特例〟疑惑で豪州首相「証拠不十分なら飛行機で帰国することになる」

2022年01月05日 21時55分

特別扱いの指摘があがるジョコビッチ(ロイター)
特別扱いの指摘があがるジョコビッチ(ロイター)

 テニスの4大大会全豪オープン出場に〝特別扱い〟と非難されている男子世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に対し、オーストラリアのスコット・モリソン首相が強い姿勢を見せた。

 ジョコビッチは4日、ツイッターで新型コロナウイルスワクチン接種免除により、全豪に出場することを笑顔の写真とともに明かした。これに対し、フォロワーからは「オーストラリア人に対して鈍感すぎる」「予防接種を受けていないなら歓迎されない」「特権を利用し、法律を違反したならここに来ることを望まない」と憤慨の声が続々。同国では厳格な感染防止対策が取られており、識者などからも特別扱いを指摘する声が上がり、大問題となっている。

 そんな国民の声を納得させるかのように、モリソン首相は声高に訴えた。オーストラリア版「デーリー・メール」によると、現在、オーストラリアへ移動中の世界ランク1位に対し、会見で「私の考えでは、オーストラリアに入国しようとする個人は、われわれの国境要件に従わなければならない」ときっぱり。

 さらに「ジョコビッチ選手が入国する際、予防接種を受けていない場合、医療上の理由で予防接種を受けられないという証明を提出しなければ、完全に予防接種を受けた旅行者と同様の対応を受けることはできない。証拠が不十分であれば、彼は他の人と同じように扱われ、次の飛行機で帰国することになる。特別なルールは一切ない」と〝強制送還〟まで飛び出す毅然とした態度を見せた。

「われわれは彼の主張とその証拠を待っているところだ」と話したモリソン首相。果たしてジョコビッチは入国できるのか。

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