卓球女子の早田ひな(21=日本生命)が、〝代表選考サバイバル〟に燃えている。

 10日は都内で開かれた会見に出席して日本代表の新ユニホームを披露。早田は9月から10月にかけて開催されるアジア大会、世界選手権団体(いずれも中国)で代表権を手にしており「(2大会で)ひと回りでも、ふた回りでも自分の実力を上げれるように。そして、みなさんに成長した姿を見せられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 2年後のパリ五輪に向けては、先月のライオンカップ・ジャパントップ32が第1回代表選考会を兼ねて行われた。同大会で優勝した早田だが「日本女子選手はどんどんレベルが上がってきて、私もどこで負けるか分からない」と冷静に分析。その上で「そこで勝つことが大事だけど、何が起こるか分からないので、どんな状況でも自分を受け止めて前に進んでいきたい。出る大会すべて勝ちきれるように、自分のレベルを高めていきたい」と力を込めた。

 一方、男子同代表の張本智和(18=IMG)は早大に進学したことを踏まえ「国際大会で1番の成績を取れるように。ここ数年は足踏みが続いているけど、殻を破れるように、大学進学とともにもっと強くなれるように頑張っていきたい」と語った。