代表入り確実! 池江璃花子の大学生活ラストイヤーは〝勉学と両立〟で最高の締めくくりへ

2022年04月29日 06時15分

アジア大会の代表入りが確実となった池江璃花子(東スポWeb)
アジア大会の代表入りが確実となった池江璃花子(東スポWeb)

 大学生活のラストを最高の結果で締めくくる。競泳の日本選手権初日(28日、横浜国際プール)、女子50メートルバタフライ決勝は、池江璃花子(21=ルネサンス)が白血病から復帰後の自己最速となる25秒49で優勝。派遣標準記録(25秒66)を突破し、9月の杭州アジア大会(中国)の代表入りが確実となった。

 日大4年生で水泳部の女子主将を務める池江は、今年度が大学生活の最終年。3月の国際大会代表選考会では満足な泳ぎができず、大粒の涙を流した。それでも、最高学年として迎えたこの日のレースでは「優勝するところにポイントを置いていた」と積極的な泳ぎを披露。「改善点はたくさんあるが、自分のできる全ては出せた」と笑みを浮かべた。

 常に競泳中心の生活を送る池江だが、勉学も熱心に取り組んできた。かねて池江は「授業のことはあまり私に聞かない方がいいかも」と後輩たちに語っていた一方で、4年時の必修科目以外の単位はほぼ取得済み。日大の教員からも「よく頑張っていると思います。ちゃんと学校に来て授業を受けていますし、単位もしっかり取れています」との声が上がっている。

 卒業に不安がなければ、競泳に集中できる環境がより整う。個人種目では4年ぶりの出場となる国際大会に力を注げるのはもちろん、理想の泳ぎを追い求める卒業研究とじっくり向き合えるのも大きなプラス。「自分の新しいルーティンを見つけながら、結果を出すために頑張っていきたい」と闘志を燃やしている。

 白血病と戦いながら、一歩ずつ土台を築き上げてきた。その成果をラストイヤーに遺憾なく発揮する準備はできている。

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