東京五輪・競泳男子200メートルバタフライ銀メダルの本多灯(20=アリーナつきみ野SC)は、先輩の意地を見せつける。
12日に都内で行われた日大水泳部の入部式に出席した本多に対し、新入生の小方颯(イトマン港北)が「3月の(国際大会日本代表)選考会で本多選手が(400メートル個人メドレーで)4分10秒75を出したので、それを超えられるように、本多選手に勝ちたい」と高らかに宣言。
しかし、当の本多は冷静沈着な様子で「宣戦布告されたので、僕は返り討ちにするだけ。4月末の日本選手権でも勝とうとしているし、インカレではもっと勝とうとしている。まだ(小方に)負けたことがないので、水泳人生で勝ち逃げしたい」と不敵な笑みを浮かべた。
東京五輪で一躍脚光を浴びたニュースター。今夏の世界選手権(ブタベスト)に向けては「400メートル個人メドレーは、まず国内の大会で4分10秒を切って、4分9秒台を出せるようにしてから世界選手権に臨んで表彰台を取りたい。200メートルバタフライでは自分のベストを狙って最高の泳ぎを出せるようにして、金メダルを狙いたい」ときっぱり。新エースの自覚をのぞかせた。
追われるなら引き離すだけ。どんなときも〝らしさ〟を貫くのが本多の強さだ。












