東京五輪・競泳女子代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が25日、自身のツイッターを更新し、同日夜に行う始球式への意気込みをつづった。

 19年に白血病に患ったことを公表。ドン底から這い上がり、東京五輪出場を果たして奇跡の復活を見せた。そんな池江にとって、25日は特別な日だ。

「移植から、今日で2年。この時のことを忘れちゃうくらい元気だけど、無理せずゆっくり進みます」(原文ママ)。当時の病院での写真とともに感慨深げに今の心境を書き記した。

 この日は午後5時半からプロ野球・ヤクルト―中日戦(神宮)で始球式を務める。見据える24年のパリ五輪をイメージし、青・白・赤の〝フランスカラー〟があしらわれたオリジナルグラブを使用する予定だ。

 様々な思いがこもった晴れ舞台へ向けて、池江は「そんな記念すべき日に始球式です! 頑張ります!」と記している。