競泳の東京都オープン初日(20日、東京・辰巳国際水泳場)、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20=ルネサンス)が女子100メートルバタフライ予選で1分00秒06をマーク。決勝進出を決めるとともに東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権(4月3~10日、東京アクアティクスセンター)の参加標準記録を突破した。

 池江は復帰後初めてバタフライを〝解禁〟。予選4組で登場すると1着でフィニッシュし、タイムは全体2位だった。

 池江は先月の北島康介杯で100メートル自由形の同選手権参加標準記録を突破しており、五輪出場の可能性を残している。