白血病を乗り越え、今年8月に1年7か月ぶりとなる復帰を果たした競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が5日、自身のツイッターを更新し、今の胸中を吐露した。

 ちょうど1年前の今日に退院。練習をともにしている持田早智(21=ルネサンス)、山本茉由佳(20=ルネサンス)らが祝福のメッセージを寄せた動画を投稿した上で「今日で退院から1年経ちました。正直退院してからもものすごく辛かったです。ここまで来れた自分と、支えてくれる周りの方たちに感謝しかないです。いつも一緒に泳いでるメンバーがメッセージくれた。ありがとう」と感謝の言葉を口にした。

 池江は昨年2月に白血病が判明。「一番しんどい時には、死にたいと思いました」とどん底に突き落とされながらも、東京都特別水泳大会(8月29日)で594日ぶりにレースへ復帰。10月の日本学生選手権では、50メートル自由形(25秒62)で4位に入るなど、一歩ずつ復活ロードを歩んでいる。