不倫・瀬戸にJOC・山下泰裕会長「おごり、甘えがあったかも」

2020年10月15日 21時10分

瀬戸(左)と山下JOC会長

 競泳男子個人メドレー2種目で東京五輪代表の瀬戸大也(26)が不倫騒動により日本水連から処分が下されたことを受け、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が15日、都内で取材に応じ「イバラの道かもしれないが、このままで終わってほしくない」とエールを送った。

 瀬戸の不倫スキャンダルについて、これまでにもコメントを求められてきた山下会長は改めて「今回、世間を騒がせたことをやっぱり大いに反省してもらいたいと思います」とコメント。また、瀬戸はJOCシンボルアスリート、競泳日本代表主将(いずれも辞退)を務めるなど、来夏に延期した東京五輪の〝看板選手〟となるはずだっただけに「どこかにおごりとか甘えとかあったかもしれない」と厳しく指摘した。

 ただし、瀬戸は代表権を維持しており、挽回のチャンスを失ったわけではない。これには山下会長も「もう一回、原点に立ち返って頑張ってほしい」。続けて、過去の経験から不祥事を起こして「それで終わっていく人もいた」としながらも「こういったことの後が大事。もちろん、いろいろな点で厳しいし、いばらの道かもしれないが、このままで終わってほしくない」と〝どん底〟からの復活を期待している。

 さらに、五輪が「自国開催」であることを強調し「日本代表選手は注目されている。やはり、そういう自覚を持ってしっかりトレーニングに取り組んでもらいたい。それに多くの人のご支援もいただいているので、感謝の気持ちを持って前に進んでいかなければいけない」とも付け加えた。

 個人的な〝家庭問題〟のため「複雑だね。法を犯したわけではなく、一番迷惑をかけたのは家族だということ。大いに反省して、そして立ち直ってほしい」というメッセージで結んだ山下会長。その思いは瀬戸に届くのか…。