【ジョージア州オーガスタ10日(日本時間11日)発】米男子ツアーメジャー初戦「マスターズ」最終日(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)、昨年2月の自動車事故からの復帰戦となったタイガー・ウッズ(46=米国)は2日連続の78で通算13オーバーの47位。通算10アンダーのスコッティ・シェフラー(25=米国)がメジャー初優勝を飾った。

 自動車事故で負傷した右脚に痛みを抱えながらウッズが4日間を完走した。この日も多くのパトロンがスーパースターのプレーを見守り、ホールアウト後は惜しみない拍手が送られた。
 スコアは通算13オーバーと満足とは程遠い結果となったが「厳しい道のりだったが、この機会に恵まれたことに、とても感謝している。(事故から)14か月後にマスターズでプレーすることができたのだから」と満足感を漂わせた。

 気になるのは今後。ウッズはスポーツメディア「スカイ・スポーツ」に「セントアンドリューズを楽しみにしている」と7月の「全英オープン」出場の見通しを語った。来月の「全米プロゴルフ選手権」と6月の「全米オープン」については明言を避けた。