【カルフォルニア州サンディエゴ27日(日本時間28日)発】米男子ゴルフツアー「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」2日目(トーリーパインズGC北C、南C=ともにパー72)、96位から出た松山英樹(29=LEXUS)は北Cのラウンドで1イーグル、6バーディー、3ボギーの67で回り、通算5アンダーとスコアを伸ばし、首位と8打差の35位に浮上した。

 2週前の「ソニー・オープン」で今季2勝目を挙げた松山はインスタート。出だしの10番パー5をバーディーとすると、14番パー4から4連続バーディーを奪取。後半の5番パー5でイーグル、最終9番パー5もバーディーで締めくくった。3ボギーはあったものの、好プレーでランクアップした。

 猛チャージで決勝ラウンドに進出した松山は「うーん、あんまり良くなかった。チップイン(14番パー4)、ロングパット(15番パー3)が入ってくれて、それがキッカケで流れに乗れました」とし、ショットについては「うーん…最悪とは言いたくないが、そんな感じです」と振り返り、本人は大きな手応えを感じていないようだ。

 また3日目以降に向けて「(首位と)差はあると思いますが、伸ばせれば、このコースなのでいい争いができると思うので、そこを目指して頑張りたい」と語っていた。