日本ゴルフツアー機構(JGTO)は日、来季の国内男子ツアー日程と25大会で賞金総額約32億円になると発表した。

 開幕戦は、アジアツアーを兼ねる「SMBCシンガポール・オープン」で来年1月20日に初日を迎える。その後、しばらく空いて、3月31日からの「東建ホームメイト・カップ」が国内開幕戦となる。例年「マスターズ」翌週に開催されていたが、前週へと変更された。例年通り、最終戦「日本シリーズJTカップ」(12月1~4日)で閉幕する。

 欧州ツアーと共催の「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント」(4月)、「バイ・ザ・プレーヤーズ」(5月)、「ASO飯塚チャレンジド」(6月)が新規大会。また1972年から今年まで実施されていた「ブリヂストンオープン」が中止となり、14年スタートの「ダンロップ・スリクソン福島オープン」は下部ツアーへ移行する予定だ。

 そんな来季に向けては、米国から帰国後の隔離破りでJGTOから処分(11月15日~12月15日の出場停止)を受けた石川遼(30=CASIO)が、どの試合から復帰するのか注目される。本人は、ホストプロとして出場するはずだった「カシオワールドオープン」開幕前の先月24日に試合会場で謝罪会見を行って以降、公の場に姿を見せていない。